あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかり、年間100~200冊読む乱読系会社員の読書の記録

2023年上半期のベスト10冊

あっという間に1年の半分が過ぎました。
この半年に読んだ本は85冊(ブクログ調べなので若干ずれあり)。振り返ってみると、小説の比率が明らかに上がっています。
Twitterの読書アカウントのフォロワーさんは小説中心の方が多いので、もろに影響を受けた上半期のベスト10冊はこちらです。
 
DIE WITH ZERO


 

現時点、今年ナンバーワン。もっと早く読めばよかった。老後のための準備をしている人全て、さらに、子供がいる人には特におすすめ。人生で一番を大切なのは思い出をつくること、お金を貯め続けず、経験に使おう!という本。
 
 
月曜日の抹茶カフェ


 

12ヶ月の移ろいとご縁がつなぐ物語。木曜日にはココアをの続編。書き留めたくなる登場人物の言葉たち。読むたびに心に留まる言葉が変わりそうです。
 
 
木曜日にはココアを


 

ちょっと疲れた時にも寄り添ってくれる心が暖かくなるお話たち。短編だからちょっとだけ、と読み始めたら、人物がどう繋がっていくのかとどんどん読み進めてしまう。ラストも良かった。
 
 
13歳からの地政学


 

ベストセラーなのが納得の本。難しい言葉を全く使わず、大国(アメリカ、ロシア、中国、そして日本)、小国、アフリカの国々の取る戦略がわかります。小国、アフリカの章が特に良いです。小説以外はあまり読まない方にもオススメしたい本です。
権力を持つ王様が減ったわけの説明として、“政治のリーダーは憎まれ役をしないといけないことも多いから、国民全体から敬われる存在である王様とは、別々にしておいたほうがいいということもある”
 
 
認知症世界の歩き方


 

旅行記になっているので、直接的でなく認知症世界の見え方になって、困りごとに共感できるのがとても良いです。今は家族や知り合いに認知症の方がいない人でも入りやすく、読みやすいです。
なにげない動作が様々な脳の機能が働いた結果であり、1つ欠けるだけでできなくなるなんて考えもしなかったので、私たち人間の能力に驚きます。
 
 
マダムたちのルームシェア


 

50代後半(と推測)の栞さん、沙苗さん、晴子さんのルームシェア生活。相手を思いやりつつ、適度な距離感で、自分のやりたいことをする。”マダムたち3人が送る理想の生活”、帯の通り憧れの生活が描かれていました。
友達とのよい距離感も羨ましいですし、好奇心と遊び心で、季節のイベントもしっかり楽しむ、新しいこともやってみるというスタンスが日々の生活に流されてしまう私たちには眩しい。あと〇○年したら、なんて言わず、今からマダムたちのように生活を楽しもうと思える素敵なマンガです。
 
家が好きな人


 

Twitterのタイムラインで流れてきて、表紙に一目惚れ。5人の一人暮らしの女性が家で過ごす幸せな時間。疲れた時に手に取って、お茶を飲みながら読み返したいです。
 
 
最高のアフタヌーンティーの作り方


:

美味しそうなスイーツと香り高い紅茶に彩られたお仕事小説。
"人が生きていくのは苦いもんだ。だからこそ、甘いもんが必要なんだ"
主人公の祖父が言う“お菓子はご褒美”が染みる。
 
 
50歳からの心の疲れを取る習慣


 

年を取ると精神的に強くなるとおもっていたら、身体が疲れやすくなるのと同じく、心も疲れやすくなるとは!確かに年を取るとできなくなること=自信をなくすことが増えてくる。。。
 
 
紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆


 

本好き、文房具好きにはたまらないシリーズ第3弾。3つのお話どれも良かったけど、一番は水引のお話。ガラスペンって使ったことがないのですが、日本生まれってご存知でした?

 

 

ちなみに、昨年のベスト本には小説はゼロでした。

aomomiji39.com

 

 

今週のお題「上半期ベスト◯◯」