あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかり、年間100~200冊読む乱読系会社員の読書の記録

まだまだ鎌倉殿に夢中-義経じゃないほうの源平合戦-

「義経じゃないほうの源平合戦」という本のタイトルを見て、誰が主人公かわかった人、大河ドラマ 鎌倉殿の13人をご覧になりましたね!(歴史に詳しい方除く)
私も多くの人と同じく、ドラマを見るまでは、源頼朝と源義経以外の名前は言えないレベルでしたが、ドラマ完走後は自然にあと2人を言えるようになっていました(ちなみにドラマではさらにもう1人出ています)。
 
鎌倉殿の13人にハマった私がタイトルをみてこれは読まねば!と思ったのが、こちらの本。
 
義経じゃないほうの源平合戦


 

主人公は源頼朝と源義経の異母兄弟の源範頼。歴史の教科書には出てこない彼ですが、源平合戦の総大将はこの範頼なのです。
 
政治家としての才覚がある頼朝、戦の天才義経に挟まれた源範頼。凡人だが、一歩引いて物事を見ることができる範頼の視点からの源平合戦が描かれています。自分にはない能力を持つ兄弟に振り回されるのが面白く、切ないです。
大河ドラマを観た人は、ドラマになかったシーンを補完するように読み進めていけます。私の脳内では範頼は迫田孝也さん、義経は菅田将暉さんでした。蒲殿(範頼の呼び名)をもっと見たかった、という人には読んでいただきたいです。
なお、鎌倉殿の13人を観ていなくても大丈夫。補足もあるし、範頼の主観で書かれているのでとても読みやすいです。
 
 
 
 
鎌倉殿の13人はドラマ終了後の供給も豊富でしたね。写真集まで買ったのは初めてでした。
NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」メモリアルブック


 

NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」THE MAKING


 

 
鎌倉殿の13人にハマった頃に書いたブログ