あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかり、年間100~200冊読む乱読系会社員の読書の記録

2023年8月に読んだ本

今年の夏は暑すぎました!

暑すぎる夏に気力体力をすべて奪われ、エアコンの効いた部屋でごろごろするうちに溶けて消えていきました。8月9月に書いたブログはたった3本(KindleUnlimitedの新着チェック除く)。

そんな夏に読んだ本の振り返りです。

 

8月に読んだ本は23冊(ニーチェ先生はKindleUnlimitedで10巻まで)。

 
🥇お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ
🥈若葉荘の暮らし
🥉コンビニ兄弟2

 

 

お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ


 

通勤、仕事着、食事、日々のストレス解消や逃避のための娯楽に使う費用を給与から差し引いて実質時給を計算したら、とんでもない額になりそう。。。
 
 
若葉荘の暮らし


 

コロナ禍で浮き彫りになったなんとなく紛らわせてきた不安、若い頃との違いの描き方がうまい。不安を抱えつつ、それぞれが地に足つけて進んでいるから暗くなりすぎず、前を向きたくなる本でした。
 
 
コンビニ兄弟2


 

前作と同様、登場人物が絡み合う。次巻からは兄弟の話も増えるのかな?
恋の考察をグランマとが良かった。「甘いものを食べると心がちょっとだけ満たされるの。誰かと一緒だと、もっと満たされるの」
 
 
思い出リゾート


 

嬉野さんの文章は矢張りしみじみといい。ポーンと話が飛んだなと思いつつ読み進めていくと、最後には戻ってくる。水曜どうでしょうで特徴的な黒地に白文字の文字テロップを挟み込む編集が生まれた経緯も。
第6話の雑に眺めていると癒されていく私たち、が特に染みた。
ほとんどの人が、ふつうに自分を大事に扱って、心の声を熱心に聴いちゃってるから、「心の声に応えてあげなきゃ」ってクソ真面目になって、そうしてみんなへとへとになってしまう
 
 
ひとり旅日和


 

飛行機のチェックインでのドキドキ、ネットで予約したのにホテルで宿泊者台帳にまた記入すること。。。そうだった、初めてのひとり旅はそうだったの連続。美味しそうな名物がどんどん出てくるのも楽しい。
 
 
「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済


 

どれかは/誰かは成功するというジェネラリスト的職業選択と生計多様化戦略にインフォーマル経済、今の日本との違いにクラクラした。出版が2016年。コロナ禍を経た今のタンザニアはどうなっているのだろう?
 
 
幸せのメカニズム 実践・幸福学入門


 

「幸福な家庭はみな似通っているが、不幸な家庭は不幸の相もさまざまである」(トルストイ アンナ・カレーニナより)
著者は幸せは多様だが、しかし、基本メカニズム単純なのではないかという立場。現代日本人が幸せになる特徴を表した4つの因子は「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)、「ありがとう!因子」(つながりと感謝の因子)、「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)、「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
 
 
どこからが病気なの?


 

病気について、医療について言語化された本。
病気とは「こないだまでの自分がうまく保てなくなること」
健康とは「こないだまでの自分をうまく保ち続けていること」(ホメオスタシス)
そして、あなたや私が自分で将来を予測できない(これはたぶん大丈夫だとか)ときは、医者が病気かどうか決める
 
 
会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方 [実践編]


 

実践編はちょっと難しい。本に沿って読むとなるほど!となるのだけど、じゃあ自分でとなると。。。
 
 
生きるのが面倒くさい人


 

私のことか?とドキッとするタイトル。読んでいると、家族の中で母親との関係ばかり書かれていて、父親どこいった!とか、愛情を与えるのは母親や父親だけじゃないだろう?という感想だけが残った。

 

 

働かないって、ワクワクしない?


 

自分の満足できるライフスタイルは働くことではない、たとえ職を失っても、機会と捉えられるようになるかもしれない(ある意味危険な)本。個人的にはちょっと読みづらくて、訳者のあとがきが、まとめとしてしっくり。

 

 

ニーチェ先生1~10


 

ニーチェ先生のぶっ飛びぶりに笑う。でも。8巻9巻くらいから雰囲気が変わってきて、KindleUnlimitedの読み放題分だった10巻でもういいかな、となってしまいました。

 

 

雑貨店とある1・2


 

スイーツの美味しい雑貨店の話。美味しい話は癒されます。