生活していると、
とにかく”めんどくさい”ことがたくさんありますよね。
そのめんどくさいは
脳が予測できなくて、
無駄にエネルギーが使われたり、
使えるエネルギーが少なかったりすることから生じます。
脳が使える有限のエネルギーを
脳に通じる命令でうまく使って、
めんどくさい沼から抜け出す方法を教えてくれる本がこちら。
めんどくさいが消える脳の使い方
本書には、
・仕事
・家事
・健康
・人間関係
のめんどくさいが消える方法が書かれています。
私が一番参考になったのは、
人間関係のめんどくさい
です。
相手と自分の脳の情報処理戦略に違いがあると、
脳がストレスを感じ、
人間関係が”めんどくさい”になるそうなのです。
情報処理戦略には、
トップダウン型の情報処理を用いて、
行動のイメージが浮かんで、
それを実現するためにはどうするかを考える同時系
と
ボトムアップ型の情報処理を用いて、
前後の文脈や過去の事例に基づいて思考する継次系
の2つがあります。
この情報処理の仕方の違いがわかると
・なぜあの人は重要でない細かい指摘をするのか?
・なぜあの人はいつも急な依頼をしてくるのか?
・なぜあの人は無目的と思われる会議に参加を求めるのか?
など、の理由がわかり、対処ができるので、
”めんどくさい”が減るのです。
さらに、わかりやすいと感じる説明の仕方も
情報処理戦略の違いで変わります。
・直感的にわかる
・置き換えてわかる
・まとめてわかる
・法則を見つけてわかる
あなたがわかりやすいと感じる説明はどれですか?
ぜひ、本書の中の7つの質問に答えて
自分の脳がどちらの情報処理戦略を使っているのか判定して、
自分がわかりやすいと感じる説明がどれか確認してください。