あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかり、年間100~200冊読む乱読系会社員の読書の記録

情報処理戦略の違いを知ると人間関係が楽になる-めんどくさいが消える脳の使い方-

生活していると、

とにかく”めんどくさい”ことがたくさんありますよね。

 

そのめんどくさいは

脳が予測できなくて、

無駄にエネルギーが使われたり、

使えるエネルギーが少なかったりすることから生じます。

 

脳が使える有限のエネルギーを

脳に通じる命令でうまく使って、

めんどくさい沼から抜け出す方法を教えてくれる本がこちら。

 

めんどくさいが消える脳の使い方


 

 

本書には、

・仕事

・家事

・健康

・人間関係

のめんどくさいが消える方法が書かれています。

 

私が一番参考になったのは、

人間関係のめんどくさい

です。

 

相手と自分の脳の情報処理戦略に違いがあると、

脳がストレスを感じ、

人間関係が”めんどくさい”になるそうなのです。

 

情報処理戦略には、

トップダウン型の情報処理を用いて、

行動のイメージが浮かんで、

それを実現するためにはどうするかを考える同時系

ボトムアップ型の情報処理を用いて、

前後の文脈や過去の事例に基づいて思考する継次系

の2つがあります。

 

この情報処理の仕方の違いがわかると

・なぜあの人は重要でない細かい指摘をするのか?

・なぜあの人はいつも急な依頼をしてくるのか?

・なぜあの人は無目的と思われる会議に参加を求めるのか?

など、の理由がわかり、対処ができるので、

”めんどくさい”が減るのです。

 

さらに、わかりやすいと感じる説明の仕方も

情報処理戦略の違いで変わります。

・直感的にわかる

・置き換えてわかる

・まとめてわかる

・法則を見つけてわかる

あなたがわかりやすいと感じる説明はどれですか?

 

ぜひ、本書の中の7つの質問に答えて

自分の脳がどちらの情報処理戦略を使っているのか判定して、

自分がわかりやすいと感じる説明がどれか確認してください。