いつもの新聞、ニュース、SNS。
日々入ってくる情報は放っておくと一方的な見方に偏りがちなので、
意識して視点を変えてみることが大事だと思います。
これらは、読書を通じて、
ウクライナ戦争の景色が変わった2冊です。
まずはロシアから。
ロシア点描
ウクライナ侵攻があったからこそ、
「ロシアとロシア人の魅力を、衣食住の面から伝えたい」
という筆者の気持ちが伝わってきます。
筆者が出会ったロシア人の
マッチョ、反骨、お節介な面が魅力的に描かれています。
プーチンはあんなにムキムキをやたらアピールしていたのは、
マッチョが支持されるからなのかと納得。
ロシア(プーチン)が
自国が攻め込まれることを異常に恐れていることと、
大国であろうとすることがわかります。
プーチンの独立国家(中国、インド、北朝鮮)への
定義が興味深かったです。
もう1冊は中国から。
ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか
中国から見たウクライナ戦争。
中国はロシアと経済的には協力関係であるが、
ウクライナやEUとも友好な関係であり、
ウイグルなどの少数民族の独立を認めることに相当する
ウクライナ軍事侵攻には反対である。
ロシアとウクライナの戦争、
独立国家への侵略という見方に偏っていましたが、
本当の勝者(得をする人)は誰?
という景色が見えてきます。
ちなみに、今回は2冊ともAudibleで聴きました。
ながら聴きでしたが
どちらも難しく感じませんでした。
おススメです。
今週のお題「最近おもしろかった本」