あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかりの乱読系会社員の読書にまつわるあれこれ

AI がノーベル賞をとる??― 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで 拡張できるのか―

人工知能について

どんなイメージですか?
 
私にとっては
何だかよくわからないけれど
すごく賢くて、
実はいろいろなところで働いていて、
いつのまにか影響を受けているもの、
人間が仕事奪われちゃうかもしれないもの、
というイメージです。
 
気になるけどよく分からない人工知能、
その人工知能の本が
Kindle Unlimitedにあったので
読んでみました。
 
脳と人工知能をつないだら、
人間の能力はどこまで 拡張できるのか
(2022年7月6日現在 Kindle Unlimited対象)
 
いま世界で進められている
脳と人工知能の融合研究について
幅広く紹介した本です。
 
脳と知能の融合研究とは、
脳に AI を埋め込んだら?
AIに脳を埋め込んだら?
脳をネット接続したら?
たくさんの脳を繋げたら?
というような研究です。
 
その研究事例も面白かったのですが、
一番面白かったのは最後の章、
脳と人工知能研究の進歩で
科学はどう変わるのか、です。
 
今は人間の研究に
人工知能を利用する段階ですが、
将来的には人工知能が
自律的に研究を進め、
さまざまな分野の
科学的発見をする時代が
来るかもしれないのです。
 
実際、人工知能に
ノーベル賞をとらせる
プロジェクトもあるそうです。
 
そして、
人工知能がビッグデータを用いて
複雑な現象を直接モデル化した場合、
人工知能が生み出した方程式は
人間には理解できない可能性が
高いのだそうです。
 
人工知能が
なぜその答えを導き出したのか
分からない、
でもその答え通りにやったらうまく行く、
という話を聞いたことがあります。
 
それと同じですね。
 
人間は
なるべく少ない原理だけで
自然界を説明できることを良しとする、
そのような法則美しいと感じるそうです。
 
そうであれば、
研究者にとって
人工知能が見つけた方程式は
訳が分からなくて、
気持ち悪いでしょうね。
 
けれども、
新しいテクノロジーが生まれれば
脳はこれを巧みに取り入れ、
積極的に活用することができるそうなので、
人間の脳の限界自体が
どんどんアップデートされていって、
コンピューターなしで研究するなんて
考えられないのと同じように、
人工知能が発見した方程式を
人間が(もしかしたら人工知能が)
解明するのが普通になる時代が
やってくるかもしれませんね。