あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかり、年間200冊読む乱読系会社員の読書にまつわるあれこれ

成長には失敗が必要―失敗の科学―

失敗を認めるのは嫌ですよね。

でも、そこから学ぶことが
成長への道であることを
多くの事例から教えてくれる本かこちら。
 
失敗の科学
マシュー・サイド/著
(5月18日時点、Kindle Unlimited対象)
 
人は自分が頭がよくて
筋の通った人間とおもっているので、
それに反する事実がでてきたとき
(認知的不協和を認めるとき)に
事実の解釈を変えて、
自分を正当化する、
場合によっては記憶も変えてしまう。
 
認知的不協和による
事実の解釈の歪め方や
言い訳の事例には驚きつつも、
失敗を認めることは、
自分が有能でないことを認めることなので
自分も陥るかも、と思わされます。
 
しかし、 
本著が伝えたいのは
失敗から学ぶことの重要性。
失敗から学んだ成功例が
たくさん書かれています。
 
この本で一番刺さったのは、
成長型マインドセットのひとは
失敗、間違いに着目し、
固定型マインドセット人は
間違いを無視し、
失敗の理由を自分の知性のせいにする
という点。
 
失敗を恐れず受け止めよう、
と思えませんか? 

 

 

 

amzn.to