あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかり、年間100~200冊読む乱読系会社員の読書の記録

リーダーに必要な能力は何だ?-悪いヤツほど出世する-

自分の上司やリーダーは謙虚で、誠実で、
思いやりがある信頼できる人で、
自分らしく生きている人であってほしいですか?
 
その思いをぶち壊してくれるのが、この本。
 
悪いヤツほど出世する ジェフリー・フェファー/著

 

勝間和代さんがブログで紹介されていた

この本、
紹介されたのでなければ
手に取らなかったであろう、
なかなか衝撃的なタイトルです。
 
リーダーシップ教育が
盛んに行われているにも関わらず、
その成果は上がらず、
会社には不満が溢れているのは、
そこで理想とされているリーダー像はウソで、
実際のリーダーとは違うからと、
著者は言います。
 
部下を持ったり、
グループを引っ張った経験がある人なら
同意してもらえると思うのですが、
リーダーは
それが自分のため、組織のため、
社会のためのどれであれ、
主張し、時に戦い、
目指す方向に流れを作ったり
物事を前に進めていく必要がある人だから、
謙虚ではやっていけないです。
 
それを分かっているのに
頑張れば理想のリーダーに近づけるよ、
という甘い言葉、
夢を見させてくれるリーダーシップ教育や
自己啓発本にすがって安心したり、
仏のようなリーダーになるのは
やっぱり無理と落ち込んだり。
 
私たちは「公正世界仮説」に囚われてて、
リーダーに夢を持ちすぎなんだと思う。
人としてこうありたい、ということを
リーダーにも求めてしまう。
 
リーダー=悪いヤツではない、
と思いたいけれども、
リーダーは戦う武将のようなものだから、
イイ人ではやっていけないのだろう。
 
著者が言うように、
現実は違うことも多いんだと分かって、
自分はどう身を守り、
行動するかを考えるのが
武将の下にいる人の生きる道ですかね。
 
それにしても
リーダーが嘘をついて損することは
めったにないというのは
分かっていてもやりきれないなぁ。