あおもみじの読書ノート

Amazonの欲しいものリストが本ばかり、年間100~200冊読む乱読系会社員の読書の記録

私の天職はどこにある? -あなたが「一番輝く」仕事を見つける最強の自己分析-

これまでどちらかといえばがむしゃらに働いてきましたが、
もうそんな働き方はできなくなってきました。
少しでも自分に合った働き方をしたいと、
この1年は自分を見つめなおすための本をよく読んでいます。

こちらは就活や転職を考えている人のための本ですが、
最近「キャリアプラン」って言われてるけど、
プランといわれると困る、
仕事にやりがいがないわけじゃないけどモヤモヤする、
今の仕事自分に合ってないかも、なんていう人にもおススメです。

あなたが「一番輝く」仕事を見つける最強の自己分析
梅田幸子/著

(2021年8月13日現在 Kindle Unlimited対象です)


著者の梅田幸子さんが定義する天職とは、「心が喜ぶ仕事」のことで、
・ライクワーク:大好きで向いている「やりたい!」と思う仕事。
・ライフワーク:生まれてきた使命や夢、志に生きる仕事。
・ライトワーク:天命で動く仕事。自我を超え、天からの命令で動かされる仕事
の3つの意味を指すそう。
対するのが「ライスワーク」、生活費を稼ぐための仕事です。

「天職」を見つけるための自己分析を進めていくのですが、
2つの視点で考えていきます。
1つ目の視点:喜びを感じるか、ストレスを感じるか
2つ目の視点:得意か、苦手か
これら2つの視点でマトリックスを作ると4つの種類に分類されます。
そして、4つの中の「心が喜ぶ」×「得意」ゾーンの仕事を探しましょう、
ということです。

心が喜ぶ=やりたいことや、得意なことがわかっている人には
この本は不要です。
多くの人は「特にやりたい仕事はない」、
「得意なことなんて・・・」という感じではないですか?
この本では、ワークを進めていくことで、
「心が喜ぶ」×「得意」ゾーンの仕事に近づいていけます。

一方、「苦手で耐えられないこと」を知るワークもあります。
これ、ストレスがなるべく少ない働き方をするためには本当に大事!です。
体力も、パワーがでる時間も、人ぞれぞれですから。
この部分だけでもさっと読んで、自分はどうかな?、
合わない働き方をしていないかな?と確認してみるだけでも価値あり、です。

最後に、本文中でいいと思ったのは、
「誰にも負けないものなんかなくていい」です。
人との比較ではなく、自分主体、自分比で考えればいいといわれると
少し楽になりませんか?

自分にとっての「心が喜ぶ」×「得意」な仕事を見つけて、
イキイキ仕事したいですね。